7月3日に参加予定の、奥多摩エコジャーニーの練習の一環として、筑波連山縦走70kmを走ってきました。

 つくば連山の縦走は、筑波山に駐車して、バスで岩瀬駅まで移動し、燕山から南下するのが通常ルートですが、実はJR岩間駅から、愛宕山>難台山>吾国山から加波山に合流するルートもあります。また、筑波山からは、宝篋山>小町山>雪入山>浅間山と、JR石岡駅まで連なる連山があります。たぶん、この70kmのルートが一番長いルートですが、平坦な道で繋げればループになりますが、あまり意味は無いでしょう。

1)岩間駅>愛宕山>難台山>吾国山>ヤマザキデイリーストア
 吾国山までは、粘着質のいやらしい道です。道は土なので、ぬかるみが無い場所は非常に走り、歩きやすのですが、細かい登って降りてが続くので、精神的にきついです。が、吾国山を越すと一転、つづら折りのゆるやかな舗装路を下っていくだけになりますので、どんどん距離を稼げます。私、思うのですが、コースの100%が険しいトレイルである必要って無いと思うんですよね。登山じゃないし。まして、そういう所ばかり走ってると、まぁ歩きになるんですけど、どんどんスピードが落ちていきます。だから、トレイルランナーと言えど、競技志向が多少なりともある場合、足場の良い林道やら舗装路で、スピードを出して登り降りをする練習がとても良いと思うんですよね。
 話がそれました。で、一番肝心なのが、絶対にヤマザキデイリーストアによって、水分を補給と補充をする事です。これは、岩瀬駅から燕山を抜けるルートでは、不可能なのです。自動販売機が無いので。ちなみにヤマザキデイリーストアは閉まっていました。店を閉じたかは不明ですが、自動販売機は3台ありました。ここで、筑波山山頂までの十分な水分を確保してください。私は、500mlのコーラを飲みほした後に、背中に1リットル程度、フラスクに500、合計1.5リットル持ちました。この安心感は、最高です。


岩間駅前に自動車を停めます。帰りに石岡駅から電車で戻るためです。
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ここから登山道に入ります。解りやすいです。
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愛宕山駐車場?。ここは、石岡トレランクラブの笠間トレラン大会の会場ではないですか!!!2回走ってるし、ここ。知らなかった。
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難台山山頂
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縦走してきた道を振り返る
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板敷山を越したら、デイリーヤマザキ目指してショートカットで山を下りる。これ、一番大事。
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2) ヤマザキ>加波山>一本杉峠>きのこ山>湯袋峠>筑波高原キャンプ場>女体山

 ヤマザキから暫く舗装路を登り、登山道に入ったかと思うと、加波山神社まで一気に舗装路を登ります。ほとんど0mから、700mまで登るのですから、筑波山登るより高度はあります。が、つづら折りの舗装路です。これがですね、涙が出るほどうれしいんですよね。はい、私のレベルはそんなもんです。とにかく、岩瀬駅ルートの燕山アタックが、つらすぎる。めちゃくちゃしんどい。それに比べたら、本当に楽。しかも、今回私はストック持参しまして、レキのスーパー速く歩けるカバーに付け替えたもんだから、速い速い。ストックも、さんざん今まで使ってきまして、ストックの空打ち、スカ打ちって、めちゃくちゃ疲れるんですよね。手の力だけ使って、スカるのが続くと本当に応える。そんな時はいくら登りでも使わない方がいいんですよ。それに比べて、舗装路の登りって、コケが生えてない限り、先が滑らずに力がどこにも逃げていかないじゃないですか。この状態でこそストックは使うべきで、少しでも逃げていくような場所は、できるだけ使わない方が良い。本当にそう思います。逆に疲れる。
 そんなんで、加波山までは一気に上り、もう湯袋峠まで来たもんだと思ったら、やっぱり甘くないわね。足尾山から先は舗装路を降りていくだけなんだけど、足尾山までが地味に距離があって、足尾山からの舗装路も、地味に長い。湯袋峠についたら、道を渡るのですけど、実際はここが筑波山へのとりつき。キャンプ場までは地味に走りにくいトレイルを我慢して進みます。キャンプ場までついたら、トイレがあるので一休み。ここから女体山山頂までは、傾斜のゆるいつづら折りで、足場が良いので楽勝です。



加波山人社
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いつものモニュメント
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ここでお菓子休憩
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雨の翌日なので、どうしても滑る傾斜が2-3か所ありました。お約束でしりもち。怪我しなくて本当に良かったです。
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 人が少ない。筑波山は、雨が降ると岩も泥が被って滑るし、土のルートは本当に滑る。たぶん、筑波山は一見の客ではなく、常連で成り立ってる感じがしますね。そういう日は歩きにくいのを知ってて来ない感じがします。
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3) 男体山>宝篋山>小町山>朝日展望公園>剣ケ峰>雪入山>浅間山>半田林道>石岡駅

 ここは、やめた方が良いです。と言うのは、表筑波スカイライン、これが嫌で一度筑波山を完全に降りて、不動峠を迂回して山口ルートで宝篋山に登りますが、そこまでは良しとして、そこからまた降りて小町山を登っていたら、それはそれでとんでもなく時間がかかるうえに、射撃場とか恐ろしいし、どうしてもスカイラインで朝日展望公園まで行く必要があります。
 その日、ドリフトする走り屋が、制限速度30キロなのに、時速100キロは楽に超えるスピードで何往復もしていて、しまいにはクラクションを鳴らされる。しかも歩道は無し。こっちは、道路交通法的にここを歩いて良いのかすら良く解らない。宝篋山山頂から朝日展望公園まで、本当に恐怖でしかなかったです。絶対にこのルートは辞めた方が良いです。私もこのルートはもう二度と走りません。宝篋山と小町山は、スカイラインでは絶対に繋げない方が良いです。命の問題です。


筑波山神社から、つくば道と言う歩行者専用の道があって、これは驚きました。
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朝日展望公園でヘッドライト点灯。石岡連山についた時は、完全に暗くなっていました。
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 闇夜にうっすら浮かぶ筑波山。しかし、反省したのは、ライト1つしか持ってこなかった事。絶対にライトは2つですね。この1個が故障したらと思うと、不安になりました。夜のトレイルは、やっぱり二人以上、しかもそれぞれがライト2個以上、これが必須ですね。慣れた石岡でも、笹薮の中で、私に反応して動物がガサガサと走り去る音を聞くのはやっぱり怖い。
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ようやく山を下りて、一般道に出ても、そこから駅までが遠かった。結局夜の9時。トータルで15時間かかりました。
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ちょうど電車が行ってしまい、40分あったので、ラーメン屋さんで、チキンスタミナ焼き定食を注文。美味しかったし、何しろ腹が減ってたので、一瞬で完食。自分の胃の強さには呆れます。












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