今日は私が大好きなS陸友会の新年の練習はじめでした。場所は小出義雄記念陸上競技場(全天候型)、内容は2000mx4本です。これは願ってもないチャンスと、サッカニーのスピード系ランニングシューズ4種類を履き比べました。

 走った順番は、①キンバラ10、②フリーダムISO、③ファストウイッチ9、④エンドルフィンプロです。下の写真で言うと、右から左にかけて走りました。
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①キンバラ10
驚きました。このシューズはトラックに合いますね。パサパサしたドライな着地が妙に気持ちいいですね。ただでさえ物凄い軽いのに、更に軽く感じます。時計をみずにスタートしたら、知らずに3分30秒まで上がってました。当然すぐに落ちてきたのですが、けっこう粘れました。このキンバラの路面を選ばず、何処でも走破してしまう4WD的な応用力の高さに驚き、嬉しい想定外の結果でした。


②フリーダムISO
後でこのシューズだけのレビューを書く予定ですが、舗装路においてジョグペースではどちらかと言うとぐらぐらボヨンボヨンして走りにくいのですが、ペースで4分台で走ると豹変して行きたい方向に素直にバンバン跳ねる物凄いポテンシャルの高いシューズです。なのでトラックも無敵と思ったらずっこけました(笑)! 😁 ミッドソールのクッションとトラックの相性がめちゃくちゃ悪い。お互い効果を打ち消している感じで、スピードも上がりませんでした。もうこもシューズではトラックは走りません(笑)! 😁


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③ファストウイッチ9
期待していた通り、トラックにはベスト。トラックの中長距離のレースでも十分使えます。キンバラが合うとか書きましたが、そういうレベルでは無く、完全に用途が一致すると言うか、似たようなシューズはターサージールとか、ただのハイペリオンレベルですけど、ファストウイッチの方がトラックでは走りやすいと思います。なにしろ軽い。で、パンパン跳ねるから前に出る。気付かないうちにスピードが上がってる感じです。これで私のトラック練習のシューズは決定です。トラック用のエースに昇格。私のターサージール、ただのハイペリオン、ターサージャパンはお蔵入り、タンスの肥やし、これまでご苦労様でした。みたいな感じです。

④エンドルフィンプロ
これは、ルール違反ですね。ナイキのズームXヴェイパーネクスト%がトラックで禁止になった理由が今ようやく解った!という感じです。下の図を見て、2000の4本目なんて、明らかに力尽きて絶対に落ちるパターンなのに、上がってますよ。いきなり最初の100mで、自分の脚力以外の別のものの力を借りて押し進んでいるのがよくわかりました。4種類比較しているので尚更よくわかります。エンドルフィンプロのミッドソール、パワーランPBと言うのは恐ろしくポテンシャルの高い素材ですね。
 そして絶対に言える事は、このシューズで練習なんかしないほうが良い。本番だけに取っておかないと、靴の能力に頼ってしまい、脚力が育たない。そういう意味でも、トラック練習はせいぜいファストウイッチで止めておいた方が良いです。ファストウイッチだって十分過ぎるぐらいポテンシャルが高いシューズです。

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 つなぎの400mジョグの合間に、履き替え競争みたいに履き替えましたが、改めてサッカニーの靴は履きやすい。一発で決まります。共通していえるのが、シューレースがどれも最高。日本の某メーカーさんなんか見習った方がいいですよ。


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